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人器〜ジーコの精神、学ぶべし〜

ジーコ監督、無言の真相語る

アブダビ合宿以降、報道陣に無言を貫いたジーコ監督がバーレーン戦終了後、その真相を自らの口で明らかにした。
推測されていた通り、キリンカップのアラブ首長国連邦戦後の記者会見でのやりとりで、「鈴木が元気なく見える。あんなものかもしれないが」などという問い掛けに会見場で笑いが上がった一幕が理由だった。

「公式会見の中で笑いが起こったことに心を痛め、個人的に話さないと決めた。
どんなときも選手は全力で戦っている。なぜ選手が笑われないといけないのか。
憤りを感じた」と説明した。(時事通信)

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私はジーコ監督を見直した。

いつも陽気な声の高いサッカーの上手なブラジル人のおじさんだと思っていたが、立派な指導者なのだと。

将ともなれば、自分の指揮下にある人間の行動に責任を持ち、無用な周りからの攻撃に対して保護してあげる盾の役割を演じる必要がある。

自分の指揮下にある人間が無意味な批判を受け、それに対してオトナのマナーを守って憤りをぶつけるジーコ監督、ナイスBOSSっぷり。

戦術とか監督としての戦略の力は私には分からないが、サッカー界の先人の選手としては素晴らしい人間だと思う。

世の中、部下を盾にして将たる自分は忍術かと思わせる鮮やかさで姿をくらます、そんな人間が多いご時世、見習うべきものは凄まじく多いだろう。


高官の不祥事を側近たる課長補佐などのノンキャリが身代わりとなり責任をとらされ当の本人は一切表舞台に姿を出さず、何も無かったかのように事態が収集していく。

日本の中核たる部分で、そんなことが普通に行われているのだから、日本社会全体にそんな悪しき習慣が蔓延していることに不思議は感じない。

そんな場所にいながら、あらためて認識させられる”将としての器”を教えてくれるのは外国人、もしくは気鋭の若手起業家、戦略家。

最近、そんなパターン多くなってきた気がしてならない。

”器を持たないオトナ”に、もはや次世代の人々を導いていく力は無い。”先生”と呼べる”器のあるオトナ”に教えを請いたいものだ。

日本の初等教育界が荒れ狂う、至極当然の事。
この記事へのコメント
ん〜、たしかに鹿島の選手は守ってる(優遇してる)かもしれないですけど、鹿島以外の選手は自ら貶めてますよ(;´ー`)
Posted by コインブラ at 2005年06月07日 04:38
そーなんですか??

私はサッカーとか疎いもので、誰がドコのチームだとかその辺はほとんど知りませんので、そんな事情があったとは・・・。

やっぱりジーコも人の子、身内は特別カワイイのかもしれませんね。

ご指摘、ありがとうございます。

Posted by 38 at 2005年06月07日 05:36
あ、別に記事にケチをつけているわけではないですからね(;´ー`)

>将ともなれば、自分の指揮下にある人間の行動に責任を持ち、無用な周りからの
攻撃に対して保護してあげる盾の役割を演じる必要がある。

とか、記事で書かれている事はまったくもってその通だと思います。
ただ、「ジーコは違うんだー!」と伝えたかっただけなので…。
失礼しましたm(_ _)m
Posted by コインブラ at 2005年06月07日 14:49
いえいえコメント頂けるだけでありがたく、ブロガー
冥利につきるって感じです。
コインブラ様には感謝しております。

ジーコは違うのですね!

危うく、私の中でナイス・ミドル・ジーコが
完成してしまうところでした。

このままだったら、ジーコマンセー⇒ブラジルマンセー
って方向に突き進んでいたかもしれません。

また、コメントでいろいろと御教授下さい。
Posted by 38 at 2005年06月08日 01:35
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ジーコ無言の理由
Excerpt: ジーコ無言の理由は「笑い」/W杯予選【日刊スポーツ】 ジーコ「笑われる筋合いない
Weblog: 日刊くっぴん
Tracked: 2005-06-05 19:27
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